皆さん、こんにちは!
アイランドシティのバス営業所における、EVバスの実証実験について、昨年6月に一度記事を掲載しておりましたが、当時はEVバス1台体制だったのが、昨年10月から2台体制に拡大しているとのことだったので、早速担当者である西日本鉄道の登さんにインタビューしてきました。
前回のEVバスの記事はこちら
EVバスが1台体制の時は、午前中にアイランドシティ・千早間を3往復するだけでしたが、住友商事グループが保有するEVバス1台を提供してもらい、2台体制となったことから、午後も同路線に臨時便としてEVバスが運行されるようになりました。
EVバスの運行が増えれば、それだけ二酸化炭素の削減につながりますし、静粛で振動の少ないEVバスをより多くのお客様に体感してもらえます。
また、夏の暑さや冬の寒さが厳しく、営業所の最大使用電力が契約電力を超えそうなときは、EVバスのバッテリーから蓄えられた電力を放電することで、バス営業所の電力ピークカットを行うことができます。
今回のEVバスの航続距離は2台とも約30~40kmでしたが、一般の路線バスは1日約150km走る必要があり、どうしても限定的な路線しか運行できません。
現在、住友商事グループが台湾のEVバスメーカーと協力して、航続距離が約150kmのEVバスを開発しており、小倉のバス営業所において、今年の6月から運行開始される予定です。
小倉の実証実験で、新型EVバスの車両性能や航続距離、導入・運用コストなどを検証し、その成果を踏まえて、今後アイランドシティをはじめ、他のバス営業所にも展開する予定になっています。
以上、登さんへのインタビューでした。新型EVバスの開発に携わっている、住友商事九州の担当者にもインタビューしてきましたので、次回はその様子をお伝えします。
お楽しみに~♪
(アイランドシティ魅力PR係 記者N)