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EVバスの実証実験のインタビュー【後編】

環境 2022年4月5日
田村さんにインタビュー 田村さんにインタビュー

 皆さん、こんにちは!

 アイランドシティのバス営業所における、EVバスの実証実験について、前回は西日本鉄道の担当者にインタビューしましたが、今回は住友商事九州の担当者である、田村さんにインタビューしてきました。

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今回の実証実験における住友商事グループの役割は何ですか。

 アイランドシティのバス営業所において、2020年2月からEVバス1台が運行されていましたが、昨年10月から住友商事グループが保有するEVバス1台を提供し、2台体制での運用実証から、将来の拡大導入時の運行・充電のスケジュール等の最適化検証をしてきました。
 また、運用中のEVバスの航続距離は2台とも約30~40kmと短いことから、現在、台湾最大手のEVバスメーカーと協力して、国産の中古ディーゼルバスをEVバスにレトロフィット(注)したものを開発しており、航続距離は約150kmまで伸びる予定です。
 注:旧式の機械を改造して、性能改善・新機能追加等の改良を行うこと

向かって右が住友商事提供のEVバス 向かって右が住友商事提供のEVバス

充電している様子 充電している様子

レトロフィットのメリットは何ですか。

 現在日本で運用されている新車のEVバスは、海外で製造されたものが殆どですが、車両の足回りをはじめとする日常メンテナンスや、部品交換対応などのアフターサービスを考慮すると、国産のディーゼルバスが土台となっている、レトロフィットEVバスの方が運用時のメリットがでます。また、EVバスの導入費用抑制にも貢献します。
 今回開発したレトロフィットEVバスは、まずは西鉄グループの小倉のバス営業所において、今年の6月から運行開始される予定です。

今回の実証実験の成果を踏まえ、全国展開していくのですか。

 全国のバス事業者にとって、慣れないEVバスを独自に調達・運用することには不安があると思います。充電器を含むEVバスの最適な運行環境の整備からアフターサービスの提供まで、バス事業者の要望に応じてEVバスの導入・運用に関する総合的なサービスをサブスクリプション方式で提供し、EVバスの普及・促進を図りたいと考えております。

 以上でEVバスの実証実験のインタビューは終了です。担当者の皆様、取材に快く対応していただき、本当にありがとうございました!

       (アイランドシティ魅力PR係 記者N)

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