皆さんこんにちは!
前回は「岸壁」、「コンテナヤード」についてご紹介してきましたが、今回は「ガントリークレーン」についてご紹介をしたいと思います。
アイランドシティ付近を通行するこの大きなガントリークレーンを目にする機会があるかと思います。
前回の記事でも少しだけ触れましたが、ガントリークレーンは岸壁に横付けされた貨物船に乗っているコンテナを積んだり、降ろしたりするための機械です。
アイランドシティでは先日、6機目が稼働し始めたとのことで、特別に運転席まで搭乗させていただいたのでその時の様子をお伝えしようと思います。
まずは、ガントリークレーンの足元についているエレベーターで運転席まで登ります。
そしてエレベーターから降りるとなんと、、、
足元は金網状になっており、とても驚きました、、、。
この高さで約40mあるそうで、マンションで14階~15階相当だそうです。
取材当日は小雨でかつ海に面しているということもあり風も強く、とても恐怖を感じました。
上手に写真が撮れず、恐怖感が伝わりづらいのが残念ですが、、、。
また、運転席は、、、
このように足元は全面ガラス張りになっており、地面まで丸見えになっていました。
椅子は前後にスライドするようになっているので、ガントリークレーンを運転している間はずっとガラス張りのところに足をつけている状態のようです。
ガントリークレーンを運転する方は「ガンマン」と呼ばれるそうで熟練の方になると、1時間で約40個のコンテナを移動させることができるそうです。
ガントリークレーンの操縦はこの左右のレバーなどを巧みに操るらしく、ゲームセンターのクレーンゲームのようで面白そうだな、と思いましたが実際はとてもハードな作業のようです。
ガンマンは常に下を向きながら、高い集中力が求められるため連続して運転できるのは1人につき2時間ほどだそうです。
確かに下をずっと向きながらコンテナが揺れないよう慎重に積んだり降ろしたりするのはとても疲れそうですよね。
欲しいものがすぐに手に入る便利な時代ですが、見えないところで頑張っていらっしゃる物流のプロフェッショナルの方々のおかげなのだと痛感します。
次回はガントリークレーンについて整備担当の方に質問をしてみたので、そちらを紹介してコンテナターミナルのご紹介を終えたいと思います。
次回もお楽しみに!
(アイランドシティ魅力PR係 記者R)